私達の周りに住む虫たち


佐世保しろありセンター


◇前書き◇
弊社も創業以来30年ですが、消費者の声を家庭やホームページなどで直接聞く機会も多く、白蟻だけでなくいろんな害虫たちとの人間との関りを痛切に感じ、私の感じた想いをこの本にしてみようと思いました。例えば、白蟻などは世間の人たちにとって厄介者の様に思われていますが、彼らはジャングルなどに於いては地球上に於いては多大な貢献をしている生き物であることはご存知でしょうか?
倒木や枯れ葉などを分解し、土として再生し、酵素など植物にとって大事な栄養素を作り出しています。それらに助けられた植物たちは酸素・窒素 または私たちの食料などになる植物たちを作り出しているのですから、いかに白蟻が地球に貢献しているかお分かりのことと思います。他の虫たちも例外ではありません。
この地球上で生きているもの全てが何がしかの貢献をしているわけです。むしろこの地球を壊しているのは私たち人間ではないかとつくづく思う。かといって、私たちの住んでいる周りには確かに、弊害を及ぼす虫たちも現実にはいる訳で相談ごととして「虫が嫌いだから全滅させたいけど どうすればいいか」とか質問を受けることがありますが、先に述べたように全ての虫を駆除すること自体 不可能なことでありやってはいけないことなのです。最小限、環境を汚したりしない為にも私達の周りの危害を及ぼすものだけの駆除にしたいものです。

不快害虫とは
私達の生活環境には好むと好まざるに関らず、いろいろな虫たちと関連しあって生きています。大抵の虫たちは人目につかず自然の重要な役割を果たしているものもあります。例えば蚕のように生糸を作る虫も居ます。またミツバチのように人間の生活に役立つ虫たちもいます。ですが、蚊やハエやキクイムシまたは白蟻のように人間の生活していく上で 伝染病を媒介したり白蟻のように建物に被害を与えたりするものも居ます。またはアレルギーなどを引き起こす虫、または外見がグロテスクであったり、刺したり、食品に付いたり感染症をひきおこすなどしたりして不快感を与える虫など、このような虫たちを総称していいます。
                                   平成18年11月
                                      佐世保しろありセンター
                                        代表取締役 野田 博
                                                      

私達、人間の生活環境の中で、不快な害虫と呼ばれている虫達についての知識を少しでも知っておきましょう・・・

       私達の周りの害虫の写真

アブ類


アリ類


イガ・コイガ

カ類

カツオブシムシ類


カマドウマ類


カメムシ類


キクイムシ類

クモ類

ゲジ


コクゾウ類


シバンムシ類


チャタテムシ類

チョウバエ類


ノミ類


ヒメマキムシ類


ムカデ類


メイガ類


ハエ類


ハチ(スズメバチ類)


      
家庭内で虫を発見したとき
◇対処と駆除の方法◇
              
@ 虫の種類を確かめてください
まずこの本などで種類を確かめた後に、保健所や地区保健センターなどに
問い合わせてアドバイスを求めましょう。
A  発生している原因を確認してください
発生場所・被害の状況・症状など わかりやすく状況を整理して
考えるとおのずと原因は把握できるものです。
その場に居る虫だけを駆除しても、基を絶たなければ解決にはなりません

対処方法
◎ まず環境づくりが大事です
○家屋内外の清掃はこまめに行ってください。                        
○衣服や寝具は洗濯して清潔にしておく  
○部屋は通気をよくし、出来るだけ乾燥させるように心がけてください
○貯蔵物などはフタつきの容器で保管する
○網戸などで外部からの虫の侵入を防ぐこと  
駆除の方法   
○ 殺虫剤を使わない方法
ア、粘着シート (ハエ・ゴキブリ・ネズミ) トラップ(ネズミ) 
イ、天日干し (だに・チャタテムシ・シミ)
ウ、捕虫網・ガムテープ (ハエ・カメムシ・ワラジムシ) 
エ、掃除機 (蟻・ワラジムシ・ゲジ・ヤスデ)
オ、電撃殺虫器 (蛾・ユスリカ・蚊・ハエ)
カ、熱湯 (蟻の巣・ワラジムシ)
キ、食品に発生した虫などは一緒に廃棄処分
 殺虫剤を使うときは
出来るだけ薬品による駆除は避けたいのですが、もし使用する場合、
出来るだけ次のことに注意して使用するようにしてください。
ア、大量に使用しないこと (健康や環境に悪影響がある場合がある)
イ、 薬局などに相談し、適切なものを購入しましょう

駆除業者に委託する場合

蜂の巣や白蟻など個人的に駆除が困難だと思われるときは出来るだけ
信頼できる駆除業者に委託した方がいいでしょう。



シロアリ(イエシロアリ・ヤマトシロアリ)
通常、家屋内を加害していても、人目に触れない限り、その発生に気付くことがありません。仮に気付いた時、被害を受けたとき、はじめてその怖さが解るのです。もし、4月から6月にかけて発生する羽蟻を見かけることがあった場合は
気をつけてください。 
職蟻たち ヤマトシロアリの羽蟻 イエシロアリの羽蟻

白蟻とはどんな虫?
白蟻は黒アリに外形や習性が良く似ているためシロアリとクロアリは混同されがちですがよく観察をしてみると多くの違いがわかります。まず、動物学的にはゴキブリに近いものである クロアリは雑食性ですがシロアリはセルロースなど植物性のものを主食としています。消化機能の違いが大きな違いといえます。それにシロアリは退化した目しかありませんのでクロアリのように外部を歩くことは全くありません。
唯一外部に出るときは年に一度の群飛行動で 巣より外部に飛び出すのは独立した巣の構築の為のときだけです。
白蟻の怖さとは・・・
シロアリの怖さは、よく統率された集団化された優秀な軍隊に例えられます。彼らはお互い、女王からの指令を受け、働き蟻・軍隊蟻・次の世代の為の蟻(羽蟻)に分別されて、巣を維持するための行動をするのです。人間で言えば女王は脳にあたります、他のシロアリたちは手足の役割をしていると思ってください。このように白蟻は他の虫たちと違い、単独での行動はありえないからです。集団での行動ですから、被害は当然 キクイムシのようにポツポツと穴をあけるだけじゃなく家の柱や梁などの内部から一気に食い尽くす能力があるので怖がられているわけです。
                    シロアリ被害の実例
梁の被害  屋根裏に作った白蟻の巣 
1階天井の梁に営巣   束柱からの侵入 
白蟻と黒蟻の相違点について
シロアリとクロアリの違い

白蟻と黒蟻のハネアリの相違は、上の図をみてわかるように 羽の大きさ・触覚・胴体の格好で一目で判断が出来ます。また、羽蟻が飛び出す時期でも判断は可能です。 白蟻は4月から6月末ぐらいまで クロアリはそれ以降の時期に飛び出すことが多いのです。

      羽蟻を見たときの種類の確認と対処法

種類

名称

ヤマト白蟻

イエシロアリ

アメリカカンザイシロアリ

黒蟻


特徴

@羽が長くて黒い 長さは
前後翅とも同じ長さ
A胴体が黒い(括れがない)
B触覚が真っ直ぐ
Cやや中型

@羽が長い・白っぽい前後翅とも同じ長さ
A胴体は鼈甲色または茶褐色(くびれなし)
B触覚が真っ直ぐ
C大型

@体長8〜11o
A赤褐色・黒褐色
B翅の色は褐色縁部は濃色
C

@羽は黒い後長さが違う後ろは短い
A胴体色は種類により様々(くびれあり)
B触覚がくの字になっている
C大型から小型まで巾広い

時間

日中に飛び出す

夕刻から夜にかけて

7月か9月にかけての昼間

夜に飛ぶことが多い

場所

被害箇所から直接飛ぶことか多い

被害箇所の近くの高い場所から飛出す

コロニーは小さく特別な巣や蟻道はありません木材の一部に穴を開けて生活している

営巣箇所から

時期

四月後半から五月中旬まで

五月下旬より六月いっぱい

基本的には7月か9月
年中小出しに飛ぶ時もある

七月初め以降〜

対処法

羽蟻の大群が家屋の一箇所より群飛したときは業者に点検依頼をしてもらってください

@羽なしの場合・・外部から侵入した場合が多い
A数が多く羽がついていて電灯の廻りを乱舞していた場合・・点検依頼をしてください

対処法がない
燻蒸処理が適当とは思われるが日本の国土的な意味合いから難しい

外部侵入が多い
市販薬物などで対応してください

被害

湿気を好む 床下被害が多い

床下から天井までの被害 要注意!

ダイコクシロアリと似た性質カンザイのみを加害する

心配なし

シロアリの対策は? 

@ 床下の束柱・土台などにシロアリは発生します。出来るだけ風通しをよくする家作りが必要です。
A 素人での駆除はほぼ不可能です。充分な知識をもった信頼できる専門家に依頼した方がいいでしょう

豆知識 
 
白蟻の被害が近年増えた理由

@  元々、日本は湿気が多く、虫たちの絶好の生息環境がある
A  家屋内に風呂などあり湿潤な状態や高気密で白蟻にとって最良の状態が出来ている         
B  家屋を基礎などで囲んでいる為、通気が悪く虫たちの環境に最良である
C  最近の建物の柱や梁など大抵の材木が南方系の木材であるため年輪も太く柔らかく白蟻にとって加害しやすい  

※ このように最近の建物は地震や台風などからの外部圧には強くなった反面、反比例するように内部からの腐れや白蟻など被害を受けやすくなったのが原因だと思われる。

床下での腐朽や湿気は次第に畳などを腐らせ、カビの発生を促してしまい家屋の空中に散乱することにより、人体に慢性的にアトピーやアレルギーを引き起こす原因になりますから 防ぐように心がけてください。
床下の典型的なカビと腐朽

クロアリ

直接、家を食べたり、人間に危害を及ぼすことはありませんが、放置された甘い食料などを目指し、室内に多数侵入したり、また時期的に羽蟻として家屋内に侵入して 住んでる人たちに不快感を与えます。

  


クロアリとは?

屋外では朽ち木や枯れ葉の間 若しくは、土中に巣を構築します。
内では壁内などに巣を構築しますが白蟻のように木材を加害することはありません
菓子類や甘い飲み物を好みますハネアリは7月以降・・夜に発生することが多い
(シロアリとの羽蟻の相違点は白蟻の項を参照してください)

クロアリへの対策は 

庭などの朽ち木類は取り除いておきましょう

クロアリが発生した時は

上記の対策がうまくいかなくて、発生した時、エアゾール剤を直接ふりかけたりアリノスころりなどを利用した方がいいでしょう。それでも多く発生するときは薬局などと相談し、建物外部の基礎面に粉剤を撒くのも効果的です


ゴキブリ(チャバネなど)
 

 

大抵の主婦から嫌われている虫 それはゴキブリ君!
家庭で殆ど見かける虫のナンバーワンでもあります。
見た目にグロテスクで繁殖力が凄まじく駆除の仕方を間違えるとお手上げになるほど繁殖していきます。 この虫は、体表や腸内に細菌などをもつこともあり感染症を媒介することもありますので要注意ですこのゴキブリは世界に4000種居ると言われ、長崎県では「ゴッカブリ」「アマメ」などといわれています
ゴッカブリとは五器蓋からの由来です。生物史上でも人類よりもっとはるか昔より生息し続けている生物だとも言われています。 

  
生息場所は? 
主に、台所の下、流しや冷蔵庫食器棚裏などの周囲・引き出しの中などです温度も高く、暗い、狭い隙間などに生息していることが多い 雑食性があり食べ物や調理くずなどを餌としています。

生態は?
夜間に活動することが多く、特有の臭いを発します。温かいところを求めて家電製品やOA機器の内部に侵入したりして漏電や故障を引き起こすこともあります。

対策と駆除
 台所の周辺は清潔にしておいてください  餌になりやすいものは早めに処理しておくことに心がけてください発生した場合は毒餌(ゴキブリだんごなど)粘着シート、エアゾール、燻煙剤などを使用するとよい

下図は 毒餌や粘着シートが効果的な配置です
※ この際、注意することは小さいお子様やペットなどが手の届かないようにしてください

カマドウマ
かまどに居る馬が由来です。かまどのような陰湿な場所に住み、馬のように跳ねる様子から、そのように称せられたものだと思います。特に衛生面では被害を及ぼすものでありません。長崎県では「便所コオロギ」などと呼ばれています


対策は
市販の粉末の薬品などを生息箇所などに撒くと効果があります


ダニ
ダニとは?

世界に2万種居ると言われている。通常 私たちが目にするのは、イエダニ(ツツガムシ)
やマダニ・コナダニ・チリダニなどです。人に害を及ぼさないダニもいますが人を刺したりする
イエダニ・マダニも多いのです
いずれにしてもダニは死骸になってもアレルギーを引き起こしたりする厄介な生き物であることに
違いはありませんので注意が必要です。
      
絨毯や寝具類・ぬいぐるみ・ソファーなどに生息し、フケやカビ 繊維類を餌にします
繁殖には温度・湿度・食物などの条件が整えば 短期間で大繁殖します

対策は・・
○部屋の換気を良くして室内の湿度を下げ発生を抑えます
○部屋はこまめな清掃をしましょう○寝具・衣服は洗濯などして常に清潔にしておきましょう
○畳の上に絨毯・カーペットなど敷くと増えやすいので注意
○発生した場合は
○部屋を隅々まで掃除しましょう薬剤を使う場合 薬局に相談して市販のダニ駆除剤を使ってくださいもし、
ダニに噛まれたりした場合などは医師に相談するようにしてください



ノミ

ノミとは・・褐色の扁平な吸血性の昆虫です。最近は猫ノミ、ネズミノミ、スズメノミなどが居ます。
犬猫の排泄した箇所などに最近はよく発生が見られます。伝染病の媒介昆虫でもあるため注意してください。               

生態本来は猫・ネズミなどに寄生し、その寄生した動物が死んだりするとヒトなどを吸血したりします。通常は畳の下、床下などに潜み、雌は畳などに卵を産みつけ幼虫はゴミの中などで成長します。
駆除と対策
発生源となる野良猫・ネズミの駆除を行うとともに 発生しそうな箇所を徹底的に
○掃除したり薬剤を散布したりして 発生を防ぐようにしてください。
○ダニと同様に、部屋の換気を良くして 室内の湿度を下げ発生を抑えます
○部屋はこまめな清掃をしましょう寝具・衣服は洗濯などして常に清潔にしておきましょう
  畳の上に絨毯・カーペットなど敷くと増えやすいので注意
○ペットなどにも寄生していることがあります。 注意してください
発生した場合は部屋を隅々まで掃除しましょう被害が多くどうしても薬剤を使う場合 薬局に相談して市販の有機リン駆除剤を散布したりするか、専門の業者に依頼したりした方がいいでしょう。



ワラジムシ

ダンゴ虫とも言われ春先、湿度の高い日などに家屋の周囲に異常発生したりします人畜には無害ですが、不快な虫として扱われています
枯れ草や植物の根っこなどを餌として生きています。たまに越冬の為、家屋内に侵入したり 春先に床下から屋外に移動するときなど室内で見かけたりすることがあります。対策として、家の庭先の枯れ葉などは片付けておきましょう 床下換気口にはネットなど張ると家屋への侵入は防ぐことが出来ます基礎周囲への粉末薬剤散布も効果的です
                                        



















シラミ
  
ケジラミ アタマジラミ

「シラミ」といってまず、DDTを思い出す人は頭にかけられて真っ白になったという経験をお持ちのかたは年配の方々ではないでしょうか。若い人にはあまり、ピンとこないと思いますが、DDTは戦後の昭和20年以降、全国的にシラミが大発生し、発疹チフスも外来伝染病として流行した時に日本で初めて使われ、劇的な効果を収める事ができました。しかし、残留性が強いことから、昭和46年以降「製造」「販売」「使用」が禁止されました。また、この頃から諸外国との流通・交流が盛んとなり、海外からDDTの効果が薄れた国内へと入り込み昭和50年代中頃から首都圏を中心に再び問題になってきたのです。
種類としては アタマジラミ・ケジラミ・トコジラミなどがいる主に頭髪、や陰毛など 毛のある箇所に生息する。アタマシラミ
など
各地の保健所などでは相談として増えつつあるようです。注意しましょう

対策
○毎日入浴し,肌着も洗ったものに取り替えます。
○熱湯に浸すことができる衣類は,熱湯に浸し,その後アイロンがけをします。
○成虫用に,0.4%フェノトリン粉剤(スミスリンパウダー,スミスリンシャンプー)が市販されています
○下着・寝具類に使うときには,15g/uの割合で散布し,1時間後に洗濯します。
○帽子,枕,タオル類の共用は,やめましょう

ハエ・コバエ

食べ物にとまったり、ゴミなどの臭いに寄ってきて室内を飛び回り不快感を与えたりします。
コバエは腐った汚水のところやゴミ置き場などに発生します。最近は下水などの普及により

イエバエ

最近では、非常に少なくなりましたが出来るだけ、ゴミなどの散乱は避けてください発生時期は 7月〜8月です。でんぷん質を好み生ゴミなどに発生します。

対策は


○   生ゴミなどは蓋付き容器に保管しましょう
○   成虫は生ゴミの臭いなどに寄ってくるので網戸などで侵入できないようにしましょう
○   ペットのフンなどはすぐに片付けてください
○   自宅で堆肥などを作るときは蓋つきのコンポスト容器を使用してください
○  ウジ対策として 消石灰や石灰窒素を散布したほうがいいでしょう
○   コバエなどが発生した時はエアゾール剤・燻煙などで駆除してください



キクイムシ

よく、電話などでの問い合わせで受けるのが この虫です。家具や建材の表面に穴があき 
その周りに黄な粉のような粉が溜まっていたのを見たことはありませんか?    

  
ヒラタキクイムシ  被害と散乱した粉
佐世保H台での大型新種(東南アジア)建材として輸入されたらしい
   
 (体長1cm以上)
有限会社 佐世保ターマイトセンター
   野田発見    平成18年6月2日 11時
新築のお宅で初春から夏にかけて、体長5ミリ弱・細長い棒状で茶褐色の甲虫が床や壁それに枠木のラワン材などから、表面に1ミリほどの丸い穴をあけて出てきます。多くはキクイムシです、乾いた木の害虫です。
関西地方では、近年はアフリカヒラタキクイムシの発生が相次いでいます。幼虫時代は木材の中で木を食べて成長し、成虫になると外に出て木の表面に卵を産み付けます。ただし、針葉樹材が食べられることはありません。被害は、上述の丸い穴からパウダー状の木くずが床に落ちることで発見されます。4月から5月にかけて発生する。家具や建具について室内に持ち込まれる場合が多い
対策として
建材・建具は取り替えた方がいいでしょう。取替えが困難な場合、被害を受けた穴にキクイムシ用殺虫剤を注入してください 産卵防止のため、ニス・ラッカーを塗ったりしてください
被害が多い場合は、駆除業者に依頼してください。
カメムシ

九州では「フウムシ」または長崎では「ヘフリムシ」とも呼ばれている。
いずれにしても強烈な臭いを発する厄介な虫である。この臭いは手に付いたりすると取れにくく衣服について汚すこともある

春から秋にかけて 山林や田んぼや河川の草木で生息する家屋に侵入するのは理由はわからないが白壁の家もしくは白い家に入りやすいようだ

対策は

いずれにしてもカメムシは広範囲に生息し、飛来することが多いため発生源の特定は難しい家屋に侵入させないようにするため網戸などで塞ぐようにしてください入りそうな箇所に粉剤などを撒いておくと効果的です。室内に飛来したときはガムテープ・ティッシュなどて捕まえ、処分してください。
この際、押し潰さないことに留意してください。潰すと(; ̄y ̄)c●〜〜クサイ、、、ですよ

ムカデ

ムカデとは
日本には体長7〜130mmまでの種類がいる。多数の節からなる細長い体をもつ。
体色は褐色や、黄色味を帯びた淡色、黒緑色の種などさまざま。各節に1対の脚を持つ。
普段は庭石や落ち葉の下、暗く湿った場所に生息する。
古くて水洩れのある集合住宅の床下や天井裏で、大発生した事例もある


駆除方法

身近なもので叩きつぶすのが効果的。ゴキブリ用殺虫スプレーの直接噴霧も効果はあるが、
効果発現が遅く、激しく暴れるため、殺虫スプレーは避けた方がよい。多量に発生している場合は、
業者に依頼するのがよい。
予防方法
夕方涼しくなったら戸はすぐ閉めるか、網戸にする。
庭には、ムカデの好む暗くじめじめした環境をつくらないように、
家の周囲や床下を清掃する。
家の外周を取り囲むよう粉剤(有機リン剤、カーバメイト剤)を処理する。

応急処置

咬まれたら、患部に抗ヒスタミン含有のステロイド軟膏を塗布する。
腫れがひどい場合は、水で湿布をする。医者に行き、治療してもらう方が短時間で治る。
ヤスデ

内  容
梅雨など雨の多い時期に、多数が部屋の中に入ってくる。一部の種類では、強い異臭がある。ムカデと異なり毒は持っていない。
発生時期
春〜秋

駆除方法
庭に面した窓の下や縁台の下などに、家屋の外周に家屋を取り囲むように、粒状・粉状の不快害虫用殺虫剤を帯状に散布する。土が湿っており、湿気が常にこもっていれば、床下にも生息する為、床下の基礎周りにも散布する、等の方法がある。大量に発生する場合は、有機リン剤等の乳剤を散布する。物理的に捕獲して焼却する。
予防方法
庭土に水が浮く状態になると家の中へ入ってくる傾向が強いので、庭の水はけを良くしておく。家屋周囲のゴミ・落ち葉の除去、雑草の刈り取りなどをして、虫の住みかになる様な場所をなくし、乾燥した環境にすることが大切である。
チャタテムシ

体長1mmほどの淡黄色〜淡褐色をした小さな虫で、よくダニと間違えられます。どこの家庭でも見られますが、小さいのであまり気がつきません。成虫・幼虫ともカビや動植物質の細片を食べ、やや湿度の高い環境を好みます。
乾燥食品につくこともありますが、食品をボロボロにすることはありません。ふつうに見られるのは小さくて翅のないコナチャタテ類ですが、ときどき、大型でよく飛ぶ有翅チャタテムシ類が室内で発生することがあります。新築家屋や高湿度の場所で発生し、やはりカビを好みます。家屋内どこにでもいる 畳の下、押入れ、台所など

チャタテムシ チャタテムシの集団
 
対策として

@ 掃除を頻繁にしてください
A  風通しを浴するようにしてください
B  畳などは日干しが効果的です
C  それでも減らないと思ったら薬品を散布






羽音が不快で眠れない 刺されると痒いなどの害を及ぼす 蚊類は下水道の普及とともに大変発生が少なくなりました。しかし最近、アメリカで流行している「ウェストナイル熱」を媒介することで注目されています世界的にも蚊が媒介する病気は「日本脳炎」や「デング熱」などもあり要注意の生き物です
アカイエカ アカイエカ
蚊とは?
吸血するのは♀のみです血を吸われると蚊の唾液により発疹や腫れ痒みを生じます時として、唾液中の病原菌により、伝染病に感染することがあります卵は水面に産みつけられボーフラから成長してさらに成虫となりますアカイエカ・ヤブカ・チカイエカなどか居ます沖縄や奄美諸島を除く本州以北に分布するイエカ。野外にも生息するが、ほとんどの場合、ビルやホテル、病院といった「建物」の地下湧水槽(湧き水を溜める槽)、雑排水槽(厨房や洗面台からの排水を溜める槽)で繁殖する。1年中発生するが、夏以外で多く発生し、秋に多発することがある。昼夜問わず吸血するか、吸血しなくとも人の周りを飛んで不快である。蚊は血を吸うときに、人の皮膚感覚を麻痺させるために唾液を注入します。この唾液がアレルギー反応を引き起こし、かゆみとなるのです。蚊の困った点は病原ウイルスや病原虫なども唾液と一緒に送り込んでしまうことです

対策として

○ 水溜りのようなものからでも蚊は発生しますから注意
○ 網戸などで侵入されないようにしましょう
○  エアゾールなどの駆除剤を用意しておきましょう
○  蚊の居そうな所に近寄らない
○  暑い時期の旅行でも、肌を露出せず、長袖の服、長ズボンを着用する。
○  暑い所では日頃から無理をせず、体力の温存に努めること


ハチ   

最近ハチの被害をニュースで見ます。特に酷いのがスズメバチのようですね。ハチも国内的にはオオスズメバチ・クロスズメバチ・キイロスズメバチ・コガタスズメバチ・その他アシナガバチやクマバチ・ドロバチ・ミツバチなど多種にわたっています

オオスズメバチ スズメバチの巣

基本的にハチは皆さんご存知のように刺す昆虫で攻撃性がありますので蜂の大小に関らず注意してください。刺されたりすると激しい痛みや腫れたりかゆみも出ます体質的にアレルギーの人はジンマシンがでたり息苦しいなどの全身症状に襲われます。対応が遅れたりすると死に至ることもありますから厳重に注意して、出来るだけ病院などで処置してもらうようにしてください。

生態は

越冬した女王蜂は春先から巣の構築を始めます。巣は9月ごろ最大となり11月になると働き蜂働きは死んでしまいます。 空となった巣は翌年再び使われることはありません蜂はハエやアブなどを退治する益虫でもあります

対策は

ハチに刺されないようにするには
○巣を刺激したり、近づいたりしなければむやみに刺すことはありません
○巣にいたずらしないようにしましょう   
○野山などに出掛けるときは出来るだけ白っぽい服装や香水などに異常に反応しますから臭いの
強いものは避けてください。

※駆除するばあい
白い防護服を被り、駆除をしてください
出来ましたら 専門家に依頼するほうがいいかもわかりません。

もし刺されたりしたときは


すぐにその場を離れ、刺された部分を血がにじむくらい強くしぼってからそこを冷やしながら病院へ行くようにしましょう、
アレルギーがある人はショック症状が起きることがあるため、大至急、病院へ行き治療を受けてください。

ネズミ
私達の周りに住むネズミは主に、ドブネズミ・クマネズミ・ヤマネズミなどか居ます不快感を与えるだけでなく、蚤やダニの病原菌を媒介をしたりします。また家具や建物をかじったり、ケーブルなどをかじったりするなどいろんな害を及ぼす動物です
ネズミが生息しそうな箇所
ネズミの糞
     

ネズミの生態 

ドブネズミ

クマネズミ

ハツカネズミ

外観

ドブネズミ

クマネズミ

ハツカネズミ

性格

大型 体長20〜25cm
獰猛

大型 体長15〜20cm
臆病・警戒心が強い
学習能力が高い

小型 体長5〜10cm
おとなしい

食性

主に動物性の食物
を食べる

主に植物性の食物
を食べる

主に植物性の食物
を食べる

生息場所

地下室・下水溝
ビルの低層階
水まわり

天井裏・屋根裏
ビルの高層階

農村
港湾地区
倉庫

運動能力

泳ぎが得意
行動は平面的

立体的に行動
電線を渡ったりジャン
プする能力が高い

小型の為わずかな
隙間からでも侵入

営巣

ビル周辺の植え込み
土の中
下水溝など

屋内

屋内

習性は

人の食べるものは全て餌にします。警戒心が強く 深夜などに活動し屋根裏や壁内の端にそって行動します対策は建物などの破損した箇所や隙間は出入り口とならないよう補修してください食品などは戸棚や蓋付きの容器に収納してください。
ゴミステーションなどに出没したりしますので整理したり散乱にきをつけてください発生した時は粘着シート(市販のネズミホイホイみたいなもの)・生け捕り捕獲器・毒餌も効果的です 
金網捕獲器   粘着シート   毒餌



イタチ 

深夜などに天井裏などでネズミの物音より大きな音がするときはイタチが侵入している場合が多いイタチの糞はネズミの糞の数倍の大きさですからすぐ判別できます 平地から山地まで棲み、人家にも出没する。カエル・ネズミ・鳥類・昆虫などを食べ、水に入ってザリガニや魚類を捕食することも多い。九州の記録では年に二回繁殖し、平均三〜五頭の子を産む。北海道にはもともとは分布しなかったが、1880年代に本州から侵入して定着した。彼らは頭が良く、捕獲での駆除は容易ではありません

              


対策として

○ 入り口になりそうな箇所を塞ぐなどしてください
○ 忌避性あるものを生息場所に撒いたり、鉄製の捕獲器での駆除が一般的です
○ 又は燻煙などで屋内から追い出したりすることもあります。


家庭用薬剤の種類
家庭用薬剤の種類用途に応じて使用するようにしてください

種類

タイプ

特徴

用途

殺虫剤

エアゾール剤

薬剤をスプレーにして散布

ハエ・蚊・ゴキブリなど多くの虫に対応

燻煙・蒸散剤

発煙や熱によって薬剤を散布

蚊・ダニ・ゴキブリなど

油剤

薬剤を有機溶剤に溶解したもの噴霧や塗布として使う

ハエ・蚊・ゴキブリ・白蟻など

乳剤

虫の発生源などに希釈して散布や塗布として使う

ウジ・ゴキブリ・アリなど

粉剤

薬剤を顆粒状にして加工したもの発生源に使う

アリの巣など

防虫剤

衣料用防虫剤防虫シート

衣類などの保存用薬剤

カツオブシ虫など

誘引剤

ベイト剤
粘着シート

虫の好む餌など殺虫成分を配合したもの

ネズミ アリ ゴキブリ

忌避剤

吸血昆虫

ネズミ忌避剤

嫌がる効果のある防虫スプレーや薬剤を塗布したもの

蚊・ブヨ・ゴキブリ・ネズミ

殺鼠剤

固形 粉末

毒餌として使用する

ネズミなど


薬剤を使用する場合は駆除効果のみを考えるのではなく、環境への影響や安全性を留意して検討してから使用するようにしましょう。
一部の薬剤には厚生省が最近、示した有機化合物に該当する化学物質が含有されているのもありますので注意して使用してください

※ 参考資料

世界の虫の媒介などによる感染症発生マップ
  旅行する人たちで、これらの場所に赴く際は、特に注意しましょう!!!

豆知識

ウエストナイル熱とは・・・現在、最も心配されてる蚊類が媒介する伝染病ウエストナイルウィルスをもった蚊類に刺されると感染します人以外でも鳥類や哺乳類にも感染します。但し、人から人への感染はありません。以前は、アフリカ・ヨーロッパ・西アジアで発生していましたが、1999年ニューヨーク市周辺で流行が始まり現在、アメリカ全土に広がって、日本への侵入が危惧されています

症状は   

ウエストナイルウィルスをもった蚊類に刺されても 大抵は、症状を現さないで終わります。発症した場合急な発熱、頭痛、筋肉痛などの症状を示す。発熱型と激しい頭痛、麻痺、意識障害を示す重症の脳炎型が見られます。
脳炎型は、抵抗力の弱った高齢者に多く見られ、死亡することもあります。
ワクチン
予防の為のワクチンはありませんので蚊に刺されないようにすることが必要ですその他、マラリヤ、日本脳炎、デング熱、黄熱、糸状虫症がありますが日本では見られなくなりましたが外国、には流行地がありますので旅行などされる場合、注意が必要です。


後書き

この冊子の内容等については 一部、札幌保健所発行の「すまいの虫たち」を参考資料としております
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